クルーズ船の乗務員は、より過酷な状況 高齢者下船の理由は乗務員不足? 

クルーズ船乗務員




クルーズ船の停泊が続いていますが、高齢者らを下船させると発表がありました。当初発表していた期間より早い時期での下船の理由は何なんでしょうか?

クルーズ船内の過酷な状況は毎日のように報道されており、大変な状況だと言うのは伝わって来ていますが・・・

クルーズ船の乗務員も過酷なのは同じ。もしくはそれ以上に過酷な状況かと言えるでしょう。今回の高齢者ら下船の理由には乗務員の状況も関わっているようです。

乗務員の方たちの状況を中心に調査してみます。

クルーズ船の状況

ダイヤモンドプリンセス号

クルーズ船【ダイヤモンド・プリンセス】が横浜港を出発したのが1月20日

その後香港の男性が1月25日に香港で下船。それから1週間後の2月1日に新型コロナウイルスに感染している事が判明しました。

他の乗員・乗客にも感染している恐れがある事から、横浜港に停泊して隔離状態が続いているのが現在のクルーズ船の状況です。

夜通し検疫作業が行われており、現時点では135名の方の感染が確認されています。

クルーズ船 高齢者ら下船

当初の発表では今月19日までは船内で待機する事を求めているはずでしたが、高齢者や持病のある方限定ではあるものの、大幅に期間が短縮されました。

高齢者ら下船となった理由

クルーズ船、ダイヤモンドプリンセス号には乗客2,666人 乗員1,045人 が乗船していました。現在は感染が確認された人が下船しているので人数は減っていますが。

乗客のインタビューなどは、頻繁に報道されますが、乗員にスポットを当てた報道は全くされていませんね。

乗客が大変なのは分かりますが、乗員はそれ以上に過酷で大変な状況でしょう。

自らも感染の恐れがあるのに、乗客を最優先して動かなければいけない。船から下りられないのは乗員も同じ。感染リスクも同じ・・・

隔離が長引き乗員から当たられる事もちらほら出てきたと聞きます。乗員さん過酷な状況でも頑張っている姿には本当に頭が下がる思いです。

クルーズ船 高齢者ら下船の理由

上でも説明した通り、クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号には乗客2,666人 乗員1,045名が当初乗船していました。

単純に比率で言うと、乗客2.6人につき乗員1名でした。しかし日に日に感染者が増えている船内。それは乗員も同じです。乗員だからと船に留まることは、もちろん出来ません。

乗務員の感染者が増え、手が回らなくなった

現在のクルーズ船内の乗客:乗員の比率がどれくらいになったのか?は分かりませんが、乗客同様、乗員の感染者も増えて来ており、乗員の人数が明らかに減っています。

また、船内隔離状態が長引いている今、当初より乗員への負担が増えている状況です。

クルーズ船乗務員
  1. 各部屋への食事配膳
  2. 乗客への薬などの配布作業
  3. 検疫作業の補助
  4. 乗客のストレス発散
ダイヤモンドプリンセス号 食事

① クルーズ船内にはメインダイニングが用意されており、そこで食事をします。その他、レストランやお寿司屋などがあります。

部屋で食べる事は基本無いので、現在部屋までの配膳作業というのが、今までに無かった乗務員への負担となっています。

② 行き先にもよりますが、海外へも寄港するクルーズ船の場合、日程は10日以上である場合が多いです。

もちろん乗客は持病などの薬はある程度余裕を持って用意しているはずですが、今回は完全に予定外。薬が無いという事でも問題になっていますよね。

各乗客に、薬を部屋まで運ぶ作業はもちろん乗員の作業。この作業も乗務員への大きな負担となっています。

③ 検疫作業は、専門知識のあるスタッフが乗船し行いますが、補助作業はやはり乗務員となります。例えば検疫する人が通ったルート、使用した物などの、念入りな洗浄などが追加の作業です。

④ これがある意味、一番メンタル的にも大変な作業でしょう。隔離が長引き、船内もギスギスして来ているとの報道がありますね。

大変なのは乗客以上であるのに、乗員は当たられてしまうようです。殆どの方は我慢されているようですが、中には理不尽に詰め寄っている人も居るとか。

乗務員が減ったこと、乗務員に求められる作業が増えた

クルーズ船の今後

今回、高齢者や持病のある方を予定より早めて船から降ろすという発表がありましたが、今後はその流れが加速すると考えています。

誰だって降りたいですからね。自分も自分も!と言う事が大きくなり、追加で下ろしていくでしょう。

もし自分が船内に居たら…船内に両親が乗っていたら・・・やっぱり1日でも早く下ろして欲しいって思うでしょうから。

乗員、乗客の受け入れ先はあるのか?

これだけの感染力。さすがにいきなり自宅に戻したりは出来ませんよね。しかし旅客機で帰って来た人とは、桁違いに人数が多い

今回下船する人達は医療機関に搬送するそうだが、首都圏の医療機関などすぐにキャパオーバーになるでしょう。

首都圏意外の病院でも対応?
自宅待機にする?

いろいろな問題が出てきそうですね。

感染した場合のリスクが高い

高齢者や持病を持つ人を下ろした理由は感染した場合のリスクが高いとの事ですが、それは乗務員にも適用されるんでしょうか?

乗務員にも高齢の方はいるかもしれません。持病を持つ人もいるかもしれません、何より現在心も体も疲れていると思います。疲労が蓄積された状態だと思います。

疲労が溜まると免疫力が落ちます。乗務員の方も同じ被害者です。しっかり平等に対応してあげて欲しいと切に願います。

まとめ

クルーズ船ダイヤモンドプリンセス号の中での乗務員の過酷さは、乗客以上だという事をお伝えしてきました。

  • 乗務員も感染しており、人数が減っている
  • 人数は減るが、隔離が長引きやるべき事が増えている
  • 乗務員が対応出来なくなってきているのが、今回の早期下船の一因
  • 乗務員の現状の報道がなされていない

とにかく、一日も早く、乗客の方はもちろん、乗員の方も普通の生活に戻れるよう政府は最善の策を練って欲しいものです。

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